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活動報告

一畑百貨店の閉店は本当に不幸なことなのか

24.04.10

今年1月、島根県唯一の百貨店「一畑百貨店(松江)」が閉店しました。

かつては出雲にもあり、私も幼い頃、両親に連れられてワクワクしながら行った記憶があります。

旗艦店である松江のお店もついにか。。。今回のニュースを始めに耳にしたとき、正直ショックでした。

山形、徳島に続き、全国で3番目の百貨店空白県となってしまった島根。

2024年1月14日  65年の歴史に幕を閉じた

特に年配の方は、最盛期を知っている分、百貨店で買い物や食事をすることは特別なことであり、私たち世代とはま

た違った衝撃や寂しさを感じておられる方も少なくないと思います。

でも、ショピングモールの相次ぐ進出、ネットショッピングの急拡大、島根に限らず百貨店の未来は正直厳しいとい

うのが実態ではないでしょうか。

週末になると百貨店の食堂も大賑わい

「これでまた島根も衰退が進むのか・・・」そう考えておられる方もおられるかもしれません。

でも私はこれを機に、人口減少社会を見据えた新しい松江の街並み再開発が進むことを期待しています😅

いま、地方の街の多くは駅前など中心市街地の衰退が進み、逆に土地代の安い周辺部の開発拡大が進んでいます。

人口が増えている時はそれでよかったかもしれませんが、人口減少や高齢化が進行する中では、逆に集約化、コンパク

ト化の方が高齢になっても利便性がある街となるはずです。

例えば今回の利活用案として、役所の一部機能や医療施設、さらにフィットネスジムや保育所、図書館、などなどが一

堂に会する施設・・・さらに駐車場整備も加えることで、駅前に誰もが行きたくなる再開発を期待したいです😅

松江駅前の再開発が期待されています

今回の百貨店閉店は確かに残念なことですが、これを機に子育て世代や高齢者が集え、駅前が活性化する。

それを起爆剤に、旧市内の様々な機能を集約するなど、未来を見据えた新しい松江の街並みのデザインを期待したいと思います。

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