「夢は正夢」
これはNHKで札幌局時代、日ハムの大谷翔平投手を担当していた時、当時監督だった(2018年頃)栗山監督からいただいた色紙です。大事にとっているのですが、WBCで久々にご活躍を拝見し、取り出してきました。
監督へのインタビュー後で「実は僕、NHK辞めるんです。地元、島根の県議会議員選挙に出るんです」と話したところ、用意していた色紙に「夢は正夢」という言葉を書いていただきました。
栗山監督は、当時アメリカへ渡る大谷投手にも同じ言葉をかけていたそうです。野暮ったいと思ってあえて監督には聞かなかったですが、、、
恐らく(夢は実現してこそ、意味がある。正夢となるまで努力し続けてほしい)そうした意味が込められていると理解しています。
この言葉はメディアを離れ、政治に携わる1人として今も勇気をもらっています。
人口減少、少子高齢化、さらに財政規模も全国最下位クラスの島根県。
田舎中の田舎だけど、それでもお一人お一人に光を当てると実はみんな、それなりに幸せ。そうなることが大事だと思っています。そして、子どもたちや若い世代が、やっぱり地元に残りたい、帰りたい、もしくは遠くの地からだけど、島根を応援したい、と思える故郷にしていきたというのが、私の夢です。「若い世代を惹きつける故郷創り」
その壁は正直、高いとは思っています。
なんせ、東京一局集中の流れを変えるには国策も含めた国の構造を大きく変える必要があるからです。賃金や様々な生活の便でも都会と田舎では格差があります。でも田舎だからこそある魅力もある上、エネルギー、食糧安保の面でも地方が崩れれば日本は崩れます。そうしたことを全体で議論していきたいとも思っています、。
夢が正夢となるよう、あらゆる知恵や人脈、何より情熱を持って活動を続けていきたいと思うのです。たとえ、時間はかかっても。
今日もWBCを応援しながら、そんなことを思っています。
頑張れ栗山監督!頑張れニッポン!