ここのところ丸山島根県知事を始め、全国各地の知事が国スポ(国体)について様々な意見を発出しています。
「今のやり方のままなら廃止すべきだ」「地方負担が重すぎる」
現在、二巡目で島根も2030年に国スポをお迎えします。しかし、島根をはじめ開催準備など費用負担の大半は
地方です。島根でも毎年数億円の積立を行い、最終的に開催費用は230億円〜260億円と見積もられています。
しかもその中で、国の補助金は5億円ほどです😅
私も県議の立場として、いかに予算が厳しい中で県行政が運営されているか知っていますので、正直、
なぜ全国巡回する国スポが、財政豊かな大都市と同様な条件なのか、疑問でした。
私はスポーツは大好きですし、県ラグビー協会の会長もやらせてもらっています。様々なスポーツ選手にとって、
国スポは一つの大きなモチベーションにもなっていると思います。
だからこそ、3巡目に向けては持続可能な「新しい国スポ」の形を模索していかなくてはならないと感じます。
現在、日本スポーツ協会にてこの議論が始まったようですが、地方を含めた持続可能な大会の在り方を模索して
いただきたいと思います。